埼玉県の工賃向上研修会

Kプランニング

去る1月30日(水)に、埼玉県福祉部障害者支援課の主催による工賃向上研修会が開催されました。タイトルは、「工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─」です。これまで全国各地で開催し、好評を得てきた研修プログラム「工賃向上に必要な4つのチカラ」(売るチカラ・作るチカラ・飾るチカラ・広めるチカラ)に、新たに支援力(助けるチカラ)を加えた盛りだくさんの事例紹介です。単なる紹介にとどまらず、私なりの切り口で「どこが優れているのか」をピンポイントで解説しています。

おかげさまで今回も、講義の内容は大好評。本日、事務局からアンケートの集計が送られてきたのですが、参加してくださった56名中55名の方々が感想を書いてくださいました。講義を行った甲斐がある感想ばかりでしたので、これを紹介しておこうと思います。全国の事例を聞いて「負けてられない」「すぐにでも職員と内容を共有したい」という思いを持って下されば、それで十分。そこからがスタートです。ぜひ皆さん、頑張ってくださいね。

【アンケート内容】
・たくさんの事例を説明していただきとても参考になった。取り入れられることに挑戦したい。
・皆で売ろう!という職場づくりが大切だと感じた。できるところから始めてみようと思う。
・利用者に対して支援という考えよりも、一社員という見方にとても驚いた。紹介された施設に比べ、当施設は甘いと思った。
・とても参考になった。もっと全国に目を向けて情報収集しようと思った。
・職員が利用者の工賃向上のためにどうするべきかを、もっと考えなければならないと改めて考えさせられた。
・事例ひとつひとつをわかりやすく説明して下さり、大変参考になった。施設に戻ってすぐにでも実践できるようなこともあり勉強になった。ちょっと感動して涙ぐんでしまった。
・このままではいけないという思いが明確になった。当事業所の課題を明確化する所から始めたい。
・これだけ多くの事例をまとめて聞く機会はなかったが、それぞれ中身は違うものの何か共通する者があるように感じたのが一番興味深かった。
・商品開発や販売先の開拓など、利用者が帰った後のわずかな時間で職員が数人集まって話し合うだけだったので、利用者も巻き込み、支援と工賃向上を一体にして行えるよう考えてみたい。
・成功事例だからこそのわかりやすさ、工夫のポイント(工程の細分化など)、持ち帰って洗い出ししたい。
・1人1人のやる気を伸ばす支援を行っていくために、事例を基に考えてみたい。具体的でわかりやすかった。
・利用者がわかる職場づくりには、努力と利用者への「思い」が大切だと感じた。
・施設に戻ってすぐに実践したいと思う研修内容だった。
・職員の意識改革が大事だと思う。「よい支援とは?」を考え、常に検証していきたい。