障がい者施設の先進的な事業展開や、障がい者アートの活用法等。Kプランニングがこれまでに培ってきた取材実績をもとに、新しい事業展開のヒントになる講演活動にも力を入れています。

新プログラムスタート 

─ 全国の事例とアンバサダーマーケティング ─SNSを活用した商品販売を学ぼう!

最近では、全国の障がい者就労事業所の関係者から、SNSを活用した商品販売法を教えてほしいという要望が多く寄せられています。では具体的に、SNSというツールをどのように使ったらいいのでしょうか?

キーワードとなるのは、「アンバサダーマーケティング」。「熱きファンを獲得する」という最新のマーケティング理論の解説と、同じような考え方で広報活動を展開している全国の事業所事例を紹介しながら、SNSの正しい活用法をレクチャーしていきます。

工賃向上のために必要な5つのチカラ」が、全国の受講者から大好評をいただいています!

参加者の声(アンケートより)

  • 衝撃的な豆腐会員の営業の話から始まり、次はどんな事例が出てくるのだろうとワクワクした2時間でした。いろんな事例を紹介していただき、ヒントを得ることが出来ました。今日得たヒントを活かして、頑張りたいと思います。
  • ノルマや商品ストーリーの重要性、SNSの活用や地域事業とのコラボなど、従来の福祉施設の考え方とは異なる新しい視点を学ぶことができた。「知られざる施設に発展なし」「福祉施設だから出来る」というキーワードを大切にしたいと思う。
  • 全国の事業所の中から特にすぐれた事例をお知らせ頂き、刺激となった。利用者の力を発揮する為には、職員の強い責任感とリーダーシップが必要な点を再認識。
  • 大変説明やお話しがわかりやすく、集中して受講することが出来ました。
  • 施設に戻ってすぐに実践したいと思う研修内容だった。
  • 成功事例だからこそのわかりやすさ、工夫のポイント(工程の細分化など)、持ち帰って洗い出ししたい。
  • 良い支援が高い工賃を生むということが、今日の事例でよくわかりました。日頃の支援につなげて良い支援を行い、工賃向上を目指したいと思います。
  • 全国の魅力的な事業所、商品を具体的に示していただき、刺激になった。とくに印象的だったフレーズは「利用者のチカラが最大のチカラ。自分の仕事にプライドを持って、身近なヒトに知らせる」という言葉だった。これを忘れずに職務に当たりたいと思った。

主な講演実績

「ありのままで良しとされる世界」をめざして─福祉講演会&かんたんエクササイズ─(岩手県社会福祉法人平成会&萩の会(保護者会)/2024年2月)
はるはる福祉会が設立当初から手がけてきたユニバーサルカルチャースクール「かんたんエクササイズ」と、福祉講演会をセットで実施。障がいのある人たちの個性をプラス思考で見届けることの重要性を、さまざまな事例を紹介しながら訴えていきました。勉強会の後では、保護者・職員・関係者(学生ボランティア)と利用者たちと一緒になってカラダを動かすエクササイズを用意。はるはる福祉会の誇る人気インストラクターである鹿倉直子(愛称:なおちゃん)の楽しいプログラムを体験してもらいました。一ノ関サン・アビリティーズという施設(体育館)に約100名が集まって踊りまくる姿は、壮観でした。まさに「地域共生社会の中心的な役割を、障がいのある人たちに担ってもらう」という戸原の理想を実現することができました。
(リモート講演)SNSを活用した商品販売を学ぼう!─全国の事例とアンバサダーマーケティング─(埼玉県福祉部障害者支援課/2024年2月)
「マーケティングの世界で注目されているアンバサダーマーケティングは、福祉の世界でこそ積極的に導入されるべきである」という戸原の持論を、全国のたくさんの事例とともに紹介。SNSを最大限活用するために抑えておきたい基本(施設からの情報発信)の大切さを訴えました。参加者がすぐにでも実践できる内容をという主催者からのリクエストにもお応えし、SNSの種類と特徴、SNSで「いいね!」を増やすための撮影講座(食べ物編・料理編)なども盛り込みました。
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工賃向上に必要な5つのチカラ─全国の事例から考える─(岩手県社会福祉協議会・両磐ブロック協議会/2024年2月)
いつものように60分バージョンの全国の好事例を元にお話しし、4つのグループに分かれてグループワークをしていただきました。法人活動を地域の方に広めることの重要性、具体的な販売目標を掲げることによって保たれる日々の営業成績、利用者アートを活用することによって生まれる「意味のある福祉施設製品のデザイン」、利用者の自主性を活かした支援が工賃向上へとつながること…等々。全国の事例からは、参加者は多くの気づきを得てくれたようです。
工賃向上に必要な視点と、多様でユニークな支援のあり方(とくしま障がい者就労支援協議会会/2024年2月)
『働く広場』に連載したエッセイ「多様でユニークな支援のあり方」を元にして、全国の事例を紹介。戸原の師匠でもある故・剣持忠則氏が40年前に訴えていた「汗から才能をお金に換える事業への発想の転換を」という考え方を紹介し、利用者一人ひとりに眠る個性を発見することの重要性を訴えていきました。
工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─(兵庫セルプセンター/2023年2月)
60分バージョンに圧縮した全国の好事例を元に、5つのグループに分かれて討議してもらうグループワークのセットです。兵庫県ではセルプセンターを中心として、事業所同士が連携した積極的な事業展開が各種繰り広げられています。そのためグループ討議でも次々と積極的な提案が行われていました。
工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─宇都宮市障害者福祉会連合会/2022年7月)
通常の講義を45分バージョンに圧縮し、それを元に参加施設の方に話し合ってもらうグループワークを1時間設定しました。テーマが絞られているために非常に議論しやすいようで、終わってからもしばらく施設同士で交流が続いていたのが印象的でした。
工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─群馬県社会就労センター協議会群馬県障害者施設等共同受注窓口/2022年6月)
久しぶりのリアル講義です。高い工賃を実現する全国の施設事例を「売るチカラ・作るチカラ・飾るチカラ・広めるチカラ・助けるチカラ」の5つのカテゴリに分けて紹介する人気プログラムに加えて、グループワークもプラス。討議しやすい内容だけに、一緒に話し合った仲間同士の施設間連携の実現など、参加者たちからはさっそく新たな発想が生まれたようです。
(リモート講演)福祉ハザー必勝法 ─冊子「ナイスハートバザール成功のためのヒント」を元に─(八戸市社会福祉協議会・八戸市障がい者就労支援団体ネットワーク会議/2021年11月)
セルプ協から発行された冊子「ナイスハートバザール成功のためのヒント」をテキストとして、障がい者施設の担当者がバザーでモノを売るためのアイデアを盛りだくさんに話しました。冊子の著者でもあり、自身が30年前に福祉ショップのプロデューサーとして現場にも関わっていたため、内容は実践的なモノばかり。参加者からは100%の人に「満足した」と語っていただけた大好評の研修会となりました。
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(リモート講演)利用者の個性を活かした支援 ─アンバサダーマーケティングと障がい者アート─(八戸市社会福祉協議会・八戸市障がい者就労支援団体ネットワーク会議/2021年11月)
アンバサダーマーケティングの手法を使って、熱きファンの獲得をめざして動き出している全国の施設事例を紹介。さらに障がい者アートを活用して事業を行っている施設の紹介や、具体的な就労事業のアイデアも提案──という盛りだくさんの講義となりました。まったく違ったテーマのようですが、「利用者の魅力を前面に出す」という点において共通するものがあると考えています。
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(リモート講演)コロナ禍における商品販売のヒント ─全国の事例とアンバサダーマーケティング─(社会福祉法人忠恕会・職員研修会/2021年10月)
マーケティングの世界で、今最も注目されているアンバサダーマーケティングの手法を、福祉施設だからこそ積極的に取り入れるべきだという提案です。熱きファンの獲得をめざして動き出した全国の施設事例も紹介。オマケとして、「企業に受け入れられるための利用者の育て方」についても事例を元にお話しさせてもらいました。
工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─(岐阜県社会福祉協議会/2023年10月)
今回も講義+グループワークのセット。50分バージョンに圧縮した全国の好事例を元に、5つのグループに分かれて参加者に自主的に話し合ってもらうグループワークを行いました。最初はおとなしかった人たちも、話し合いが進むにつれてどんどん発言していく様子に頼もしさを感じます。
(リモート講演)工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─(八戸市社会福祉協議会・八戸市障がい者就労支援団体ネットワーク会議/2021年7月)
高い工賃を実現する全国の施設事例を「売るチカラ・作るチカラ・飾るチカラ・広めるチカラ・助けるチカラ」の5つのカテゴリに分けて紹介する人気プログラムを、リモートで実施しました。コロナ禍で売上を伸ばした施設事例も新たに追加し、内容がさらにバージョンアップ。
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(リモート講演)コロナ禍における商品販売のヒント ─全国の事例とアンバサダーマーケティング─(岐阜県社会福祉協議会・セルプ支援センター販売促進会議/2021年3月)
初めてのリモート講義です。コロナ禍で苦しいときだからこそ、福祉施設は「熱きファン」の獲得が大切になってきます。アンバサダーマーケティングの考え方と、それを実践している事例について紹介していきました。
(基調講演)工賃向上に必要な5つのチカラ&
(シンポジウム)工賃向上のために職員がなすべきことは何か(ウエルジョブなごや設立オープニングイベント/2020年2月)
名古屋市が新たに設立した障害者就労支援窓口「ウエルジョブなごや」。その事業説明会の第二部として、全国で高工賃を達成している好事例を紹介。さらに基調講演の中で取り上げた施設の中から、3施設(三重県びいはいぶ・山口県ふしの学園エコ事業所・徳島県社会就労センターかもな)の代表者をシンポジウムに招き、「工賃向上のために職員がなすべきこと」というテーマで議論を交わしました。
工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─(とくしま障がい者就労支援協議会・工賃向上エキスパート研修会/2020年1月)
全国各地から大好評をいただいている研修プログラム「工賃向上に必要な5つのチカラ」が2時間半の枠でさらにバージョンアップ。「現在の施設製品をどう売るべきか? ─分析、ポジショニング、広報ツールの作り方─」という新しいプログラムも加えてみました。
工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─(水戸市障害者共同受発注センター・工賃向上研修会/2019年3月)
今回は新たな取り組みとして、全国各地から大好評をいただいている研修プログラム「工賃向上に必要な5つのチカラ」(2時間バージョン)と、1時間のグループワークをセットにしてみました。グループワークでは、講義の5つのチカラの中からグループごとに好きなテーマを選び、講義を聴いた感想、自分たちの施設で何が取り入れられるか等、積極的な議論が展開されました。
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工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─(伊丹市社会福祉協議会・工賃向上研修会/2019年3月)
助けるチカラ(支援力)が加わって、大好評のKプランニング独自の研修プログラムがさらにバージョンアップ。支援現場のビデオ映像も見ていただくことにより、より「わかりやすく参考になる講義」となっています。「B型事業所の工賃向上と利用者支援は両立する」ことを実証している事例の数々は、多くの参加者に希望を与えたようです。
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工賃向上に必要な5つのチカラ ─全国の事例から考える─(埼玉県福祉部障害者支援課・工賃向上研修会/2019年1月)
大好評の「工賃向上に必要な4つのチカラ」に、助けるチカラ(支援力)を加えて、内容がさらに充実。工賃向上と利用者支援を両立させた素晴らしい事例を紹介し、「工賃向上に必要な5つのチカラ」としました。作業現場における利用者支援の具体的な方法を紹介し、役に立つ情報が満載の講義となっています。
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工賃向上に必要な4つのチカラ in 旭川(北海道社会就労センター協議会・利用者の工賃向上と就労支援を考える研修会/2018年9月)
全国から開催要望が続いている工賃向上研修講義に、地元北海道の事例も加えて開催しました。講義の後で開催されたシンポジウム「事業所の実践を通して工賃向上を考える」の助言者としても、参加しています。
工賃向上に必要な4つのチカラ(岐阜県社会福祉協議会・セルプ支援センター販売促進会議/2018年9月)
大好評の工賃向上研修会を岐阜県でも実施。最新の事例を加え、講義時間も2時間にバージョンアップしました。「各事業所が取り組む活動、工夫している点について具体例を交えて説明されていたため、イメージしやすかった」等の感想をいただいています。
工賃向上に必要な4つのチカラ(岡山市社会福祉協議会・福祉の店「元気の輪」工賃向上研修会/2018年3月)
セルプ協を初めとする全国各地で大好評の工賃向上研修会の第4弾。「売るチカラ」「つくるチカラ」「飾るチカラ」「伝えるチカラ」の4つの観点から、最先端の事例をもとに詳しく解説。新しい事例も加えてバージョンアップしました。
利用者の個性を活かした支援 ─障がい者アートの可能性について─(社会福祉法人征峯会・ピアしらとり職員研修会/2018年1月)
重度の障がいのある利用者の「個性を活かした支援活動」を模索するピアしらとりからの要望を受け、障がい者アートを作業科目にすることの意義と可能性、そして具体的な活動案について講義をおこないました。現在のアール・ブリュットブームに至る歴史や、アートの見方、全国の先進事例などもあわせて紹介。実践的な講習会としています。
工賃向上を実現するために必要な視点(全国社会就労センター協議会・課題別研修会/2017年10月)
3月に開催し、大好評をいただいた講義の第2弾。「工賃向上に必要な4つのチカラ」について、さらに詳しい具体的な事例を紹介し、優れている点についてのポイントを解説させていただきました。
就労支援のあり方について社会福祉法人秋田福祉協会・職員研修会/2017年7月)
利用者工賃向上の大幅な向上をめざしている障害者支援施設・小又の里の職員研修会に招かれ、「就労支援の在り方〜職員に求められるものは何か」をテーマに2時間の講義を実施しました。
工賃向上に必要な4つのチカラ(全国社会就労センター協議会・工賃向上について学ぶ実践セミナー/2017年3月)
セルプ協「工賃向上検討特別委員会」の委員として、工賃向上のためのポイントを「売るチカラ」「つくるチカラ」「飾るチカラ」「伝えるチカラ」の4つの観点からまとめてみました。
こんなにあった、スゴイ施設(全国社会就労センター協議会・職員研修会/2014年9月)
セルプ協加盟施設の研修会にて、全国の障がい者施設を取材してきた観点から「優れた事例」と思われる施設の活動を、写真等を交えて話しました。
泉石と雪の殿様(古河商工会議所・女性部会総会/2015年2月)
戸原の地元・古河市の歴史的偉人である古河藩主・土井利位と、その家老・鷹見泉石。『泉石と雪の殿様─鷹見泉石ガイドブック』の編集担当を行った立場から、わかりやすく彼らの功績を解説しました。
子どもの絵と可能性─下手な絵ほど面白い(ドゥー・コープ・ママポッケ研修会/2003年5月)
埼玉県を中心とする生活協同組合に加盟する組合員の自主的な勉強会です。テーマは、子どもの絵画のとらえ方。自分には絵心がないと諦めずに、子どもたちには思う存分自由に絵画を描かせてほしいと訴えました。
障害者アートのデジタル保存&活用術(東京都障害者ITサポートセンター/2005年6月)
戸原の著書『パソコンで絵を保存しよう』を教材として、本に解説したデジタル保存の方法を具体的に解説しました。福祉関係者に向けた、障がい者アートの可能性と活用法についてのメッセージです。