伊丹市社協の工賃向上研修会

Kプランニング

3月15日(金)に、兵庫県伊丹市社会福祉協議会で工賃向上研修会「工賃向上に必要な5つのチカラ」を実施してきました。埼玉県福祉部障害者支援課主催の研修会でも好評だった「助けるチカラ:支援力」を加えた最新バージョンに、さらに今回はビデオ映像も導入してみました。

動画を使ったのは、みやこ福祉会(広めるチカラ:広報宣伝力)が作成したサラダほうれん草を広めるための30秒テレビCMと、守山作業室(助けるチカラ:支援力)で開発したオリジナル治具(自動ヤスリ掛け機と自動ヒダ付け機)の様子です。

1時間45分にもわたる長時間の講義ですから、ちょっとした動画を間に挟むと、参加者も気分転換になるようです。話だけではよく理解できない現場の様子も、ビデオによってとても理解できたと好評でした。

前回の講義のアンケートで支援力を加えたことが大成功だったので、今回はさらに事例を1つ追加しています。千葉県のビーアンビシャスです。ここでは、現場の作業管理を一任する「スーパー利用者」とか、外部から訪れるお客さんに施設の中を案内する役目の「アンバサダー」とか、実にユニークな制度を作っています。この制度によって、利用者の働く意欲を高める支援を行っているのです。

これからもKプランニングでは、出来る限りたくさんの事例を追加した「私たちにしか出来ない工賃向上研修会」を全国各地で開催したいと考えています。県社協、市社協、県セルプセンター、行政福祉担当者、あるいは施設単独からの講師依頼も大歓迎。興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。